速報!セヴァン・スズキの Be the Change! ツアー2016 ~ミライノセンタク~

この記事は6分で読めます

1992年の地球サミットで12歳で世界を驚かせた「伝説のスピーチ」で知られるセヴァン・スズキさんが5月に来日して、放射能から子どもを守る企業と市民のネットワーク代表の中村隆市と講演ツアーを行ないます。

 

5月8日(日) 東京 13:00~16:00 東京(品川)明治学院大学白金キャンパス

5月10日(火)京都 18:30~21:10 キャンパスプラザ京都

5月11日(水)岡山 18:00~20:30 岡山国際交流センター 2階国際会議場

5月14日(土)福岡 13:30~16:45 パピヨン24ガスホール

5月15日(日)北九州 11:00~12:15  13:00~16:00 黒崎駅前 子どもホール

 

今から24年前(1992年)ブラジルのリオで開催された地球サミットで、
12歳のセヴァンが世界を驚かせる素晴しいスピーチを行いました。その一部を抜粋します。

 

「オゾン層にあいた穴をどうやってふさぐのか、あなたは知らないでしょう。
死んだ川にどうやってサケを呼びもどすのか、あなたは知らないでしょう。
絶滅した動物をどうやって生きかえらせるのか、あなたは知らないでしょう。
どうやって直すのかわからないものを、こわし続けるのはやめてください。

 

ここにいる私たちみんなが同じ大きな家族の一員であることを知っています。
そうです50億以上の人間からなる大家族。
いいえ、実は3000万種類の生物からなる大家族です。

 

私の国でのむだ使いはたいへんなものです。買っては捨て、また買っては
捨てています。それでも物を浪費しつづける北の国々は、南の国々と富を
分かちあおうとはしません。

 

2日前ここブラジルで、家のないストリートチルドレンと出会い、私たちは
ショックを受けました。ひとりの子どもが私たちにこう言いました。
『ぼくが金持ちだったらなぁ。もしそうなら、家のない子すべてに、

食べ物と、着る物と、薬と、住む場所と、やさしさと愛情をあげるのに』

家もなにもないひとりの子どもが分かちあうことを考えているというのに、
すべてを持っている私たちがこんなに欲が深いのは、どうしてなんでしょう。

 

もし戦争のために使われているお金をぜんぶ、貧しさと環境問題を
解決するために使えば、この地球はすばらしい星になるでしょう。

 

あなたがた大人は私たちに、世のなかでどうふるまうかを教えてくれます。
争いをしないこと。話しあいで解決すること。他人を尊重すること。
ちらかしたら自分でかたづけること。ほかの生き物をむやみに傷つけないこと。
分かちあうこと。欲ばらないこと。
ならばなぜ、あなたがたは、私たちにするなということをしているんですか。
お聞きしますが、私たち子どもの未来を真剣に考えたことがありますか。」

 

全文 http://www.windfarm.co.jp/ecokaze/008/00803.html

動画 http://cgi4.nhk.or.jp/eco-channel/jp/movie/play.cgi?movie=j_future_20101011_0650

 

このスピーチは後に、「伝説のスピーチ」と呼ばれるようになりました。
伝説の少女、セヴァンは今36歳になりました。2児の母となって、ますます環境問題や社会問題に熱心に取り組んでいます。

 

ツアータイトルは、「セヴァン・スズキのBe the Change! ツアー2016 ~ミライノセンタク~」
セヴァンが大好きなガンジーの言葉 Be the change you want to see in the world.
「あなたが望む世界の変化に あなた自身がなるんです」…ひとり一人の行動が社会を変えていく

「ミライノセンタク」は、今、歴史の岐路に立っている私たちの選択が、未来を決めていく
「わたしたちの選択が、未来の社会をつくっていく」ということを掲げています。

みなさん、ぜひ、ご参加下さい。

 

5月8日(日)東京 13:00~16:00(品川)明治学院大学白金キャンパス

sev508東京チラシ2016 表

 

sev2016東京508チラシ裏

 

5月10日(火)京都 18:30~21:10 キャンパスプラザ京都

 

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5月11日(水)岡山 18:00~20:30 岡山国際交流センター 2階 国際会議場

 

(17:30 開場)

18:00-18:20 中村隆市ご挨拶(セヴァン来日の経緯+セヴァンの動画上映)

18:20-19:10 セヴァン・スズキ講演

19:10-19:30 大塚愛講演

19:30-19:40 休憩

19:40-20:30 トークセッション(セヴァン、大塚、中村)+Q&A

場 所:岡山国際交流センター 2階 国際会議場(岡山市北区奉還町2-2-1

参加費:大人(大学生含む)1,500円 中高校生500円 小学生以下無料

定 員:200

「わたしが選ぶ 未来が変わる」

Be the change you want to see in the world. あなたが望んでいる世界の変化に、あなた自身がなるのです」 ひとり一人が行動することの大切さを説いた、マハトマ・ガンジーの名言。この言葉が大好きというセヴァン・スズキは、1992年の地球サミットで、「どうやって直すのか わからないものを、こわしつづけるのは もうやめてください」と、12歳にして世界に感動を与える「伝説のスピーチ」を行いました。2児の母となった36歳のセヴァンは今なお、未来世代のみんなが幸せに生きられる世界に変えていこうと、日々の暮らしや行動を選択しています。 

歴史の岐路に立つ現在の日本。立ちはだかる山のような問題を、どのような道筋で解決していけばいいのか? セヴァンと一緒に考える場をつくりました。「ミライノセンタク」。岡山の、そして世界の未来を決めるのは、ひとり一人の私たちの選択なのです。

お申込み:専用予約フォームよりお申込み下さい。

http://naminorism.com/related-events/severn2016okayama/

 

プロフィール:

 

大塚愛

岡山市出身。岡山大学教育学部卒。99年より福島県川内村の山中にて自給的農業を営みながら、自宅を建て大工としても働く。2児の母。2011311日、自宅から23キロの福島原発の事故により岡山市内の実家に避難。同年5月「子ども未来・愛ネットワーク」を立ち上げ、避難者のサポートや福島からの保養受け入れ等活動中。岡山市北区建部町在住。

主催

セヴァン・スズキツアー岡山実行委員会、ウインドファーム放射能から子どもを守る企業と市民のネットワーク

協力

なみのリズムスロウな本屋、プリチャード麻美、くらしのたね子ども未来・愛ネットワーク

 

 

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5月14日(土)福岡 13:30~16:45 パピヨン24ガスホール

 

SEV514福岡チラシ表(完成版)

 

SEV514チラシ裏面(完成版)

 

 

5月15日(日)北九州 11:00~12:15  13:00~16:00 黒崎駅 西隣 子どもホール

 

セヴァン515A.indd

セヴァン515B.indd

 

◆5月15日 第1部(11:00~12:15)

*チェルノブイリから始まった「フェアトレード」の物語

中村隆市さんによる講演(30分)

*憲法9条をテーマとした写真集「9」のスライドショー

亀山ののこさん制作の写真集「9」スライドショー(15分)

*社会を変える新しい動きの紹介

吉岡和弘さんによる講演(20分)

●吉岡さんが話される内容「人類社会の未来を開く新しい動き」

世界は、我々を失望させるような事に満ち満ちています。

しかし、そんな中で、人類の未来を開く新しい動きが世界中で立ち起こってます。

そんな世界の動きをご紹介します。

イギリス発で、世界中に広がって展開している、トラジションタウン運動。ロシアでは、アナスタシアに動かされて、コミュニティが260もでき、ロシア政府の政治を動かしています。

そして日本でも、多くの未来と希望に満ちたプロジェクトの中でも、三重県鈴鹿市のアズワンコミュニティが注目を集めています。

さらに北九州地元でも、新しいコミュニティが動きだそうとしています。

吉岡和弘さんプロフィール

1958年生まれ、法政大学文学部哲学科卒。臨済宗円覚寺専門道場にて禅修業。ビジネスマン生活を経て、持続可能な社会作りの活動を行う。現在、FMKITAQ顧問 番組「GAIAWIND」代表、ピースネットワーク&トランジションタウン北九州 代表、国境を越えて人類はひとつになるフォーラム 代表、鎮西坐禅道場 副道場長、経営・コミュニティコンサルタント、北九州市在住

 

◆休憩(12:15~13:00)

12:50~ セヴァン12歳のときの地球環境サミットでの「伝説のスピーチ」動画上映

 

◆5月15日 第2部(13:00~16:00)

*セヴァン・スズキ 基調講演(60分)

*原田昌樹 講演(フードバンクの話)

*中村隆市 講演(「自分の損得」から「みんなの幸せ」へ)

*セヴァン・スズキ×中村隆市 トークセッション

 

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ひと デビッド・スズキさん=「地球環境の殿堂」入りした日系カナダ人生物学者

デビッド・スズキさん

デビッド・スズキ(David Suzuki)さん(80)

 地球温暖化対策や環境保護などに貢献した人を顕彰する「KYOTO地球環境の殿堂」(運営協議会主催)の第7回殿堂入り者に、娘で環境活動家のセバン・カリス・スズキさん(36)と親子で選ばれた。東京でも講演し「愛と敬意を持って地球に接すれば環境問題の解決を見いだせる」と呼びかけた。

 祖父母がカナダに移住した日系3世。戦時中は収容所に強制移住をさせられた。大学時代は米国で過ごし、シカゴ大学などで遺伝学や動物学を専攻。人権、平和問題に関心を持ち、カナダでもベトナム反戦運動に参加した。

 ブリティッシュコロンビア大(バンクーバー)で教壇に立つ傍らテレビ番組のキャスターを務めて分かりやすく科学を解説。「私たちが暮らす大地は大きく言うと土、空気、水、火の四元素から成り立っている。先住民族の人々は大地を『母』と呼んで敬ってきた」。従来の環境思想に「先住民族の英知」を取り入れた先駆者だ。共に殿堂入りしたセバンさんは1992年のリオデジャネイロでの地球サミットで「どうやって直すのか分からないものをこれ以上、壊し続けるのはやめて」と訴えた。「伝説のスピーチ」の少女は、先住民族の男性と結ばれ2児の母に。

 滞在中はお気に入りの赤いシャツを着ていた。「年を取ると言いたいことが言え、やりたいことができる。日本の元首相らが脱原発を唱えたようにね」<文と写真・明珍美紀>

 ■人物略歴

 カナダ・バンクーバー出身。ブリティッシュコロンビア大名誉教授。環境団体「デビッド・スズキ財団」主宰。

http://mainichi.jp/articles/20160406/ddm/008/070/162000c

http://cgi4.nhk.or.jp/eco-channel/jp/movie/play.cgi?movie=j_future_20101011_0650

 


 

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